kohji.blog

たまに、知り合って長い月日が立つのに、あまり成長を感じさせない人がいますよね。

「男子三日会わざれば刮目して見よ」といいますが、わたしの周囲には、数カ月もすれば何かしらの成長を感じさせる人がほとんどです。

一方で、あまり成長を感じさせない人もいます。
なんどか指摘を受けていることでも、相変わらず同じミスをしていたり、 てきぱき作業できそうな業務を何ヶ月たってものらりくらりと作業していたり。

まあ、とはいえ、そういうひともいるでしょう。

それよりも不思議なのは「成長しないどころか劣化している」と感じるひとのことです。

ずっと「どうして劣化するのか」分かりませんでしたが、ずいぶん以前の職場にいたとき気づいたのです。
成長しないのは分かります。なにもスキルアップに努めなければ、現状維持ということで理解できます。

では、どうしてあの人は「成長しないどころか劣化している」と感じるのか

それは周囲の人や自分が成長しているから、ではないかと感じるようになりました。
あなたがゆるやかな上り坂をのぼっているのに対し、そのひとだけが普通の平坦な道を歩いているのです。(下図①)
look_like_slowdown
ですが、感覚としては、上り坂がゆるやかだと、ひとはそれが普通の道だと感じるのです(図②)

そうすると、現状維持のひとは下り坂を下っているようにみえるため「あーこのひとは、成長しないどころか劣化している」と感じるのではないかと思います。

というわけで、もし周囲に「成長しないどころか劣化している」と感じる人がいたら、そういうことなんだと理解すると良いかもしれませんね。

働く際に裁量権がないとストレスが大きいという話は真実だと思う。事実、いまわたしは経営者として毎日働かざるを得ない状況だけど、過労死することは無い気がする(身体は壊すかもしれないけど)

一方で。自由とは作り出すものだと思う。森 博嗣氏が『自由をつくる自在に生きる』という書籍をだしているが、まさにこの書名とおりであり、裁量権のない立場でも自由をつくることはできる。

そして万人に等しく与えられた自由が「考える」ということ。
考えることだけは、誰にも邪魔することができないし、邪魔される心配はない。

仕事でストレスを感じるときは、徹底的に「考える」という行為にこだわり、考え続けていくのがよい。
 
経営者など裁量があればあるほど、彼らは考えている。ひとときも休むことなく。

経営者と同じ視点に立ってみようとするだけで、ストレスがワクワクにかわることもある。 
立場なんてたまたまそのときの巡りあわせで決まったものにすぎない。

裁量権がないと嘆くのではなく、裁量権があるひとと同じように働こう。
きっとできる。 

常々「人は誰でも成長する」という想いをもっている。
自分自身も年齢に関係なく、いつでも貪欲に吸収しながら人生を歩んでいきたいと思っているし、他の人に対しても、どんなひとでもいつでも変わることができると期待しているし信じている。

従業員をもつようになり、とても嬉しいのが、そのひとがスキルアップをしたり、それまでできていなかったことができるようになったりしていたとき。

ともすると「何度教えても同じミスをする」とかいう状況で心が折れてしまいそうになることもある。
そんなときは学生時代のアルバイトでのエピソードが頭に浮かぶのだ。

わたしがあとから入ったアルバイトを教育するポジションに就いたときのこと、ある後輩が「普段はそつなく業務をこなせるのに、注文が重なる時間帯だけ、頭が混乱した状態になる」ということが続いていた。すべてを同時に作業をすることはできないので、ひとつひとつ順番に(ただし同時にできるものは並行して)作業をするだけなのだが、はたからみて不思議なほど混乱してしまう。
わたしと同じ立場のだれがそばについてもそのような状態がつづいていて、誰しもが「ああ、このひとにはピークの時間帯を任せるのは難しい」と考えていた。
しかしある日いっしょに入ったところ、その日はなぜか人が変わったように、普段通りの業務を行っていて、一切混乱した様子を見せなかった。

これにわたしはひどく驚き、チームの情報共有をしているノートにそのときの状況を書き綴った。
次の日は、別のひとがついたのだが、 同じように混乱した様子は見せなかったとノートに書いていた。

要は、彼は「掴んだ」のだと思う。
どこにスイッチがあったのかは、今になってもまだ分かってないのだけど、ひとつだけ確かなのは、掴んだ前後に(外見的には)何も変化がなかったということだ。

なんども同じことを教えなくてはいけない人であっても、ある日突然生まれ変わったかのように「できる」ひとになることがある。

Co-Edoのある女性スタッフが、同じように「掴んだ」ようだ。
Co-Edoに関わる期間は限られているものの、どこまで成長してくれるか、いま一番楽しみなことのひとつだ。 

このページのトップヘ